自己紹介(自分語り)

挨拶

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愛知県在住の20代会社員。生まれてから、脳性麻痺があるということが判明。右手、右足の運動障害で医者から歩けないと宣告される。しかし理学療法士の方と両親、祖父母のサポートを受け、日々懸命のリハビリを続けることで歩行が可能な状態になる。

学生時代の悩み・・・

小学生時代は普通学級に進学することもでき、低学年は特に自分は人と違っているとは思わずに日々を過ごす。しかし高学年に入ると右手足が自由に動かないことで僕は周りとは違い、自分には出来ないことがあるんだと思ってしまい、劣等感に苛まれる。馬鹿にされているのではないか、悪口を言われているのではないかなど思い、オドオドし人の顔色を伺う日々が始まる。

中学に入ると特にそれが顕著になり、自分に自信が無く、人の意見に流されるつまらない人間になっていった。

そのような中学時代でも部活では卓球に出会い、それが僕には合っていたのかメキメキと実力をつけ地区大会ではベスト4に入賞したり、県大会にも出たりできた。中学時代は卓球に支えられていたと思う。今思えば、僕が持っているコツコツ努力を積み重ねると成長できるという考えがあるのは、この経験が生かされているからなのかも知れない。

高校時代は小学校から中学と長く過ごした仲の良い友人たちとも進路が分かれ、新しい生活が始まる。今までと違い、みんな知らない人だらけで自信のない僕はとりあえずイジメられないように、一人にならないように頑張ってその場限りの友人を作っていたと思う。

だから授業でペアを作ってとかグループになってとか言われるのは公開処刑に近かった(笑)本気でその時を楽しめてなかったと思う。高校時代が一番自分のことが嫌いだった。

そのような状態だから学校行事も楽しめない。華やかなグループを横目で見ながらキラキラしてていいな~羨ましいなと思いながらも、どうせ僕は変われないと思い込み行動しない。大学に行ったら何かが変わると夢見て、今の僕からは想像もつかないが陰キャラとして高校時代を過ごす。

大学時代の葛藤・・・

夢見たキャンパスライフだ!と思い大学に進学しても自分に自信が無いからあまり状況は変わらない。色んなサークル活動や行事に参加しようと思うが、根本にある障害コンプレックスから、積極的に参加したくても周りの目が怖くて一歩を踏み出せない。結局、波長の合う男友達とつるみ、想像していたバラ色のキャンパスライフではなく灰色のキャンパスライフを過ごす。(これはこれで楽しかったんだけどね(笑))

大学2年生までは本当に時間を潰すように生きていたと思う。大学3年生ごろに急に自分に対する不安が押し寄せる。本当にこのままの生き方でいいのか悩み始め、夜寝れなくなる。友達と一緒に遊んでいても常に心の中にモヤモヤが滞在していた。この頃から自分を変えたいと思うようになり自己啓発の本にのめり込み始める。

ただ実際に実践したり、行動したわけではなかったからインプットしただけで自信がついた気になっていた。だから何かあるとすぐグラついていた。

社会人として・・・

社会人になっても状況は依然としてきつかった。学生時代に何も積み重ねてこなかった僕は会社の研修に出ても全く何も理解できなかったし、周りの優秀な同期と比べて落ち込んでいた。本当にこのままキチンとした社会人になれるのかと常に悩んでいた。

任された業務も全く理解ができず、この仕事向いてないんじゃないかとずっと考えながら仕事をしていた。仕事でも自信が持てないから会社でもますます委縮してしまい、社内の人とも上手くコミュニケーションが取れないという悪循環に陥っていた。常に仕事辞めたいと思いながら働いていた。

だからこそ映画館で『ちょっと今から仕事辞めてくる』という映画を見たときはずっと号泣していた。辛かった時にあの映画に出会えて本当に良かった。あの映画が僕に愛とは何か、自分とは何をするために生まれてきたのかを教えてくれた一つの出来事となった。

変化の兆し・・・・

このような状況だったから日々生きづらく、ネットで死にたいとか調べていたら、死にたいなら3か月だけ筋トレしてくれ!という記事に出会う。運命的な出会いだった。

僕は藁にもすがる思いで毎日知識がないなりに、家で音楽をかけながら腕立て伏せ、腹筋、スクワットを始めた。毎日つらい日々から逃れるように筋トレをしていると一か月を超えたあたりからなんか身体大きくなってないか?と思うように。

もともとガリガリで、短パンとか履くのも嫌で自分の体格にもコンプレックスを持っていたけれど、それがやれば身体も変わるんだと思ってすごく嬉しかった。身体が変わるという成功体験をしたおかげで自分に自信がつき、自分の中で死にたいという気持ちが無くなっているのに気が付いた。加えて仕事へのとらえ方や職場での人間関係も変化していった。

こういう経験をした結果、色んなこともまずはやってみようという考え方になり、行動し続けた結果、僕の価値観を更に変えてくれる傾聴の先生に出会う。そこで自分と向き合い自分を大切にすることの意味を知り、ますます自分が好きになっていったのだ。

最後に・・・

このような経験から自分も愛を周りに届けていくことが使命だと気づいた。一人でも多くの人に愛を伝えたいと思い、『誰もが変わることができる』をモットーに執筆活動をしている。

2020/7/12 リュウ

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